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リースバックと普通の売却、どっちが正解?8つの違いを徹底比較

「まとまった資金が必要だけど、今の家からは離れたくない……」

 

そんな時、選択肢に上がるのが「リースバック」と「普通の売却(仲介)」です。どちらも「家を売る」という点では同じですが、その後の生活や手元に残るお金には大きな違いがあります。

 

この記事では、不動産のプロが両者の違いをポイントごとに分かりやすく解説します。

 

​■「住み続けられるか」が最大の違い

リースバックの最大の特徴は、家を売却した後も「賃貸」としてそのまま今の家に住み続けられる点です。引越しの手間や費用がかからず、近所に売却を知られる心配もほとんどありません。一方、普通の売却は、売却が決まれば必ず退去して新居へ移る必要があります。

■売却価格の差

手元に入るお金は「普通の売却」の方が多くなります。

普通の売却は市場価格に近い価格で売れますが、リースバックは業者の買取になるため、相場の70%から80%程度になるのが一般的です。

「高く売ること」を最優先するなら、普通の売却が有利です。

 

​■現金化までのスピード

「とにかく急ぎで現金が必要」という場合はリースバックが向いています。

リースバックは不動産会社が直接買い取るため、最短1週間から2週間で決済が可能です。

普通の売却(仲介)は、買い手を探す期間が必要なため、現金化まで3ヶ月から半年ほどかかるのが通例です。

 

​■毎月の支払いと維持費

普通の売却をすれば、住宅ローンの返済や固定資産税、管理費などの支払いはなくなります。

リースバックの場合も固定資産税などはなくなりますが、代わりに「家賃」の支払いが発生します。

売却代金を得ても、長く住み続けると家賃の総額が売却代金を上回る可能性があるため注意が必要です。

■将来的に「買い戻せるか」どうか

リースバックには、将来的に家を買い戻す権利をつけられる契約があります。

「今は苦しいけれど、将来的に余裕ができたら再び自分の所有にしたい」という希望が叶うのが特徴です。

普通の売却では、一度手放した家を買い戻すことは原則できません。

■契約期間のリスク

リースバックを検討する際に最も注意すべきなのが「契約の種類」です。

「定期借家契約」の場合、契約期間が終わると再契約ができず、退去を迫られるリスクがあります。一方、普通の売却後に住む新居(賃貸)や、リースバックでも「普通借家契約」であれば、長く住み続けることが可能です。

 

 

■​まとめ:あなたはどちらのタイプ?

 

​リースバックがおすすめな人は、引越しをせずにすぐ現金を手に入れたい方、老後資金を確保しつつ住み慣れた環境を変えたくない方、将来的に家を買い戻す可能性がある方です。

 

​普通の売却がおすすめな人は、1円でも高く家を売りたい方、引越しをすることに抵抗がない方、毎月の家賃を払い続けるのが不安な方です。

 

​リースバックと普通の売却、どちらが良いかは「いつまで住みたいか」と「いくら必要か」のバランスで決まります。

まずは両方の見積もりを取って、シミュレーションを比較することから始めてみましょう。